北岳は、山梨県南アルプス市にある標高3193mの山。日本第2の高峰である。山体の東側斜面は北岳バットレスと呼ばれる岩稜があり、登攀対象になっている。古くから北岳、間ノ岳、農鳥岳一帯の山体は「白い雪をかむった山」という意味で白根三山または白峰三山とよばれている。日本有数の高山植物の宝庫で、稜線や山腹にお花畑が広がる。北岳の南に連なる間ノ岳(3189m)は、奥穂高岳に次ぐ日本第4の高峰である。北岳と間ノ岳の間に日本一長い標高3000mの稜線がある。
中白根峰へ向かう稜線から北岳方向を見る。 |
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今年5月末に会社の先輩と屋久島宮之浦岳に登り、ヤクシマシャクナゲ、縄文杉を見たあと次はどこに行こうかということになり、雪解けの後、先ず先輩が何度か登っている南アルプスの北岳・間ノ岳に、次いで仙丈ヶ岳に行くことになり、再び計画を実行する運びとなった。初めて3000m峰、それも日本第2の高峰へ、久しぶりに胸の高鳴りをおぼえる。登れるだろうか・・・?
歩行距離 | 7.0km |
所要時間 | 7時間20分 |
累積標高差 | (+) 405m (-) 1767m |
コース | 北岳山荘05:40 → 北岳06:55 → 北岳肩の小屋08:55 → 広河原13:00 |
朝食のあと、水を補給して05:40出発。北岳小屋には近くに水場がなくとても貴重だ。補給は1人500mlに制限されている。北岳を登り返す。今日は晴れて景色が見える。北岳に登る途中富士山が見える。再び北岳山頂に立つ。これで2回北岳にのぼったことになる・・・。往路を辿り北岳を下る。仙丈岳、甲斐駒ケ岳、小太郎尾根の稜線、後方には北岳山荘と間ノ岳が見える。最高の眺望だ。北岳の肩小屋を通過。小太郎尾根出合いから草スベリへ急登下り白根御池小屋に着く。水を補給する。白根御池小屋には水場があり無料。冷たくて美味し水が飲める。小屋の前のベンチでカップヌードルライスの昼食をとったあと、13:00広河原まで無事下山。バスで北沢峠に向かう。素晴らしい山旅であった。明日は仙丈ヶ岳に登る。
早朝、北岳山荘を出発 雲がかかる北岳 中白根峰と間ノ岳 |
再び北岳山頂を目指す。 |
富士山が見える。 |
間ノ岳を見る。 富士山を見る。 |
再び北岳山頂に立つ。これで2回登ったことになるのでは・・・。 |
仙丈ケ岳が見えてくる。 |
北岳山頂からしばらなだらかなガレ場を歩く。 |
間ノ岳を見る。 |
北岳の方向を振り返る。 |
甲斐駒ヶ岳 |
小太郎尾根を下る。 南アルプスの女王・仙丈ケ岳・明日登る。 |
甲斐駒ヶ岳と小太郎山 |
北岳肩ノ小屋はもうすぐだ。 |
再び北岳肩ノ小屋に・後ろに北岳が見える。 |
小太郎尾根を下る。 |
小太郎尾根出合を右に折れ、お花畑を下る。 |
帰りは草すべりの急坂を下る。 |
白根御池小屋で昼メシ・北岳を見る。 |
北沢峠に到着する。 |
長衛小屋前のテントサイト |
長衛小屋に着く。 |
早速チェックイン・ザックを置き、酒盛りを始める。 |
真新しい小屋の内部 |
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